25歳イギリス出身
祖国イギリス王国の
運命を一身に背負い
イスパニア無敵艦隊
撃滅を目指す
誇り高き英国紳士
(以上・SFC版オープニングより)
紹介にもある通り、誇り高き老け顔の英国紳士です。ヘンリー8世の期待を一身に背負い、イスパニア艦隊壊滅を目指します。海賊名声の上昇によりイベントが進行します。
見出しに芸がないですが、ご容赦ください。
ヘンリー8世からショートソード他、様々なアイテムを受け取った後、ギルバートから金貨300枚貰う。いくらヘボくても武器は武器なので、装備するのを忘れないように!
→造船所で船を受け取る。
→出港所でマシューに会う。
→酒場でマシューと決闘。この時は負けても何ら影響はありません。戦闘終了時の体力によってマシューの台詞が変わります。
→金貨300枚で補給物資を買い込み出港。洋上に出て日付けが変わると、マシューがセビリアへ行こう、と言ってくれますので、それに従いましょう。この時に従わないと、ハマリます。
セビリアに到着して町の中の施設に入ると、イベントが発生します。なんでも、イスパニア軍に配備される最新鋭艦の進水式があるらしいのです。造船所へ見に行きましょう。その後、最新鋭艦は港へ向かったとの事なので、それも見に行きましょう。
その後、酒場へ入ります。そうすると勝手にイベントが起こって最新鋭艦を手に入れることが出来ます。その船で出港後、日付けが変わると金貨1万枚が手に入ります。この船でイスパニア船を叩きましょう。あと、このイベントにより海賊名声が300上がります。
セウタ沖で待っていると、そのうちエステバン・オルテガの商船隊が出てきますよ。この時、戦う前にセーブして、役に立たない積み荷が出てきたときはリセットしちゃいましょう。せめて金や象牙レベルのものが欲しいですからね。
注;いきなり酒場に入ってもOKです。通常どおりにイベントは進行します。
2のイベントのあと、どこでもいいので港に入ると、マシューが「尾行されている」
のようなことを言います。実際、港の外にイスパニア戦艦隊(多分ベルナル・ロヨラ)が待ち構えていますので、軍備をしっかりして撃破しましょう。
注;撃破しましょう、と書きましたが、別に撃破しなくても構いません。逃げてもいいです。ただ、この戦闘をこなさないことにはイベントが進みませんので、逃げるにしろ戦うにしろ、とりあえず戦闘状態にはなっておきましょう。情報を提供してくれたMIKAさん、ありがとうございます。
海賊名声が5000を越えた時点で出港所にいくと、「交易所には幽霊が出る」
と言われますので、交易所へ見に行きましょう。そこでサヌードとギージが縛られていますので、助けることになります。そして、カタリーナとの一悶着の後、二人で飲みに行くことになります。提督、ナンパがお上手ですね
注:カタリーナは、あんまり酒場へ遅く行くと帰っちゃいます。明け方に交易所に行った場合は特に注意しましょう。
海賊名声が15000〜20000の間の時にロンドンの酒場に入ると、ピエトロが「うまい話」を持ちかけてきます。断ればそれで終いですが、承諾すると、金を積んだ艦隊がセビリアへ向かっていることを教えられます。このときに値切るか否かを選択できるのですが、きちんと全額払うと、艦隊の出港地と艦隊の提督名を教えてくれます。半額にすると人名しか教えてもらえません。払わないと……。ご自分の目で確かめてください。この船団を襲って勝つと、大量の金が手に入ります。早速北欧で売り飛ばしましょう。
注:輸送船団はヴェラクルスから出航しますので、セビリア到着まで2ヶ月はあります。セビリアでずっと張っていなくても大丈夫です。
海賊名声が30000を越えると、ヘンリー8世が呼んでるからロンドンに戻れ、と言われます。そこで王宮へ行くと、ギルバードに嫌味を言われつつ、王様の頼み「イスパニア艦隊を撃破せよ」を聞くことになります。早速ギルドへ行きましょう。
注;この時、ギルバードより爵位が上(多分子爵以上)なら、ギルバードに切り返せます。かなり格好いいので、見る価値アリです。
ギルドでは、イスパニア艦隊は三方向からカタリーナを包囲する、という情報が得られます。そこで、ナントの艦隊から撃破することになりますので、ナントへ向かいましょう。
ナントで敵艦隊を撃破した後、今度はサント・ドミンゴへ行くよう誘導されますので、サント・ドミンゴへ向かい、艦隊を撃破しましょう。
サント・ドミンゴを出た後、アマゾン川へ向かう途中にイスパニア艦隊に出くわしますが、ここでいきなりカタリーナが出てきてこの艦隊と戦わないように言われます。「名誉を重んじる」オットーさんはこれに従うことになります。
注;PC版なら、この後でイスパニア艦隊を襲えます。このときのやり取りは必見です。コンシューマ版では「オットーさん お願いだから約束を破らないでね」
という、彼女らしくないセリフが聞けます。
イスパニア艦隊を逃がした後、オットーが「エゼキエルは本国に……」というセリフを言うので、その後セビリア近辺の港の酒場へ行くとエゼキエルと出会えます。この時にエゼキエルの提案を受け入れるかどうか選べるのですが、「いいえ」を選ぶと後々面倒なので、素直に「はい」としておきましょう。「いいえ」選択時の行動については、また後述します。
注;セビリア近辺の港
と書きましたが、その後の調べで収益エリアがヨーロッパの首都以外の港ならどこでもいいことが分かりました。本国へ帰ると言っておきながらターナやリガにまで顔を出すとはすごい人です。
エゼキエルに指定された日時、場所でイスパニア艦隊と戦います。
エゼキエルに勝利後、ロンドンの王宮に戻りましょう。これにてエンディングです。
なお、ここからプレイ時の注意点
までの文章は、10で「いいえ」を選択した場合のシナリオの進み方です。
ロンドンへ戻りましょう
という誘導に従いロンドンに戻ると、街の人から罵詈雑言を浴びせられます。特に酒場での以前と比べた応対の変化は必見です。その後、王宮へ行くとギルバートとヘンリーに嫌味を言われ、直ぐにセビリアへ向かうように言われます。なお、この時に再び王宮に入ろうとしても、ギルバートに追い返されます。
セビリアでは、司令室に行く前に街の人と話しましょう。その後司令室へ行くと、エゼキエルに決戦の日時を指定され、それに従うことになります。
エゼキエルに勝つと、「もう誰も君のことを負け犬とは呼ぶまい」というメッセージが出て、晴れて汚名が返上されます。あとは12に書いたとおりです。
注;ちなみに回想シーンでも「狼少年」になります。
「イスパニア戦艦隊の討伐をして欲しい」と言っておきながら
「イスパニア王国と条約を結びたい」と1日後には言うわがままヘンリー8世のせいですけど、それを言いだすとゲームバランスが崩れますので。これを防ぐには、勅命を変えられる状態にするために、呼び出しを受けたらすぐにセーブすることです。そして、変な勅命を受けたらリセットしてロードして宿屋。この繰り返しで何とかなります。
攻略第4番目はオットーです。マシューとの凸凹コンビが最高です。「提督、ナンパがお上手ですね」
「いや、そんなつもりじゃなかったんだがな」
に代表されるような、息のぴったりあった二人組みです。この二人組みが暴れる所をもっと見てみたい、と思う方は多いのではないでしょうか。
オットーはいつもヘンリーの我がままに突き合わされます。いきなり部下を呼び出して「半数近くの艦隊を失ったから、なんとかお前の艦隊で無敵艦隊を殲滅させるべく頑張ってくれ」
とか普通言います? 無敵艦隊に正面きって戦闘を仕掛けるあんたの気が知れないよ。ま、生涯に6人も妻を変え、トマス・モアを殺し、自分が離婚するためにイギリス国教会を作ったような人ですから、無理も無いのかもしれませんが。で、結局性病である梅毒で死んだしね。でもゲーム中では王様ハンサムだよなぁ。
また、ギルバートの嫌味もたっぷり聞くことが出来ます。昔ながらの門閥貴族である彼は、平民出身の彼を極端に嫌います。一方のオットーは彼を歯牙にもかけずにあしらい、時には激烈な嫌味を言うあたり、格の違いというものを見せ付けてます。尤も、平和な世の中だったらこういう保身だけを望む輩の方が好都合なのでしょうけど。
ま、いろいろ書きましたがイギリス紳士にふさわしい(?)かっこいい奴ですので、ぜひ一度プレイしてみてください。あの老け顔も、そう思うと愛着が湧いてきます(笑)